その不調、脇が原因かも?1日3分の簡単セルフケア

更年期

脇をゆるめることは、女性の身体を守るセルフチェック

「脇を流すこと」は、単なる美容やリラックスのためだけではありません。

それは、自分の身体の声に日々触れ、変化を見逃さないための大切な習慣でもあります。

脇の下には“流れ”と“感じ取る力”が集まっている

脇の下には「腋窩リンパ節(えきかりんぱせつ)」と呼ばれる大きなリンパの関所があります。
ここは顔・腕・胸・背中など、上半身の老廃物を流す重要な中継地点です。

ここが滞ると…

  • 顔のむくみ
  • 二の腕のたるみ
  • 呼吸が浅くなる
  • 肩こりや冷え
  • 胸の張り・違和感

呼吸とともに、感情も流れている

脇まわりには肋間筋などの呼吸を支える筋肉が多く、ここが硬くなると呼吸が浅くなります。
また、感情の緊張や我慢も無意識に胸や脇にたまりがちです。

脇をゆるめることで呼吸が深まり、気持ちもリセットされていく。
これは、身体を通して感情を流す“感受性の訓練”でもあります。

乳がん予防にもつながる「触れる習慣」

私が特に大切にしているのが、脇の後方(水かきの奥)を定期的に触れることです。

ここが「鉄板のように硬い」「しこりのような違和感がある」と感じるとき、
それは単なる疲労や筋肉のこわばりではない可能性もあります。

普段から脇に手を当てることで、

  • 左右差
  • しこりの有無
  • 硬さの変化

など、小さな違和感にも自分で気づけるようになります。

これは、乳がんなどの早期発見にもつながるセルフチェックの第一歩
医療機関での検診とあわせて、自分の身体を日々触れる習慣を持つことは、
自分の命を守ることにもなると感じています。

今日からできる、脇ケアセルフタッチ

  • 親指と4本指で脇をやさしくつまむ
  • 肋骨に沿って軽くなでるように流す
  • 呼吸に合わせて、ふわっとゆらす

▶ おすすめのタイミング:
お風呂上がり、朝の支度中、深呼吸のついでなど、1日1分でもOKです。

脇は“流す”場所であり、“感じる”場所

「脇を流すこと」は、単なるリンパマッサージではありません。
女性の身体が本来もっているリズムや感性、感情の動きに気づき、
それに寄り添うための自己チューニングです。

なんとなく気分が重い、呼吸が浅い、という日は
「今の私、どうかな?」と自分に手を当てる時間をとってみてください。

その静かなセルフケアが、今日のあなたを助けてくれるかもしれません。

ぜひ、あなた自身の“感覚”を信じてみてくださいね。

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