腰痛

調整

私は高校生の時にソフトボール部でした。その時に腰を痛めてしまい「椎間板ヘルニア」の診断を受けました。それから10年以上腰痛には悩まされ、仕事中機内でぎっくり腰1回。 次男を出産1年後に1回歩けなくなり、整体・鍼灸・腰痛専門外来へ通い、椎間板ヘルニアの手術も何度か勧められた事があります。

自力整体を学び始めて13年、今は腰痛の症状はほとんどありません。私なりに、色んなストレッチやトレーニング、調整を試した中で一番効果的だと感じているのは

とにかく側腹をゆるめる!!

お腹のウエスト部分を、しっかり摘み剝がします。息を吸ってしっかり摘み、吐くときにポンと放す。腰痛の時には、どちらか片側が硬くなっている事が多い(痛い側が硬い)ので、出来れば仰向けになり、力を抜きながら・・・お臍の横周辺、下腹部、骨盤の骨の上や腰回り、ウエスト全体をとにかく摘み剥がしてゆるめていきます。お腹は鳩尾周辺、お臍のライン、下腹部の3ブロックにわけてゆるめています。どこが剥がしにくいのか?強張っているのか?硬いのか?摘まめないのか?自分の手で探り、ゆるめるという事が自分の状態を知る事になります。

腰痛は殆どが身体の捻じれによるものであり、お臍の真裏側腰椎の3番が関係していると言われていて、椎間板ヘルニア、ぎっくり腰になる人は腰の根本にある4,5番が詰まっている事が多いと診断されますが、そういう人でも多くは腰椎の3番が捻じれているそうです。

腰痛の原因は様々ですが、昔は畳に座り、腰紐で着物を縛ったり、腰の力を使う生活をしていましたが、現代では生活が変わり、日本人は椅子に座っている時間が長いことや、女性は、ガードル等で締め付ける下着を着用していること等“腰の力”がなくなってきたためだとも言われています。

また腰痛予防に腹筋や背筋を鍛える…という事も言われた事がありましたが、逆効果になる事もあると思います。筋肉を鍛えて外側だけを固めてしまうと内臓の弾力がなくなり、ぎっくり腰になりやすくなります。腹筋と腰は拮抗した関係にあり、腹筋ばかり鍛えると腹筋が腰の動きを代行することになり、腰の力がなくなってしまいます。

また強く、痛く押したり、マッサージをしてしまう事で筋肉は逆に硬直してしまうので、気持ち良く、リラックスしてゆるめていく。無理はせず、自分の手の感覚で丁寧に力を抜きながら。

私は、腰のだるさや違和感、疲労感を感じた時、気づいた時に都度ケア(側腹はいつでもどこでもゆるめられます)をしていく事で、日常生活で腰の不安を抱える事無く生活できています。

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