今は、高齢出産をする方が増えています。
高齢出産には巷で言われている、いくつかの医学的・身体的なリスクはあります。
母体へのリスク
・妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)
・妊娠糖尿病
・流産・早産のリスク
・帝王切開率の増加
胎児へのリスク
・染色体異常(ダウン症等)
・胎児発育不全(低出生体重児等)
・先天異常のリスク増加
デメリットは挙げられていますが、反対にメリットもあります。
近年は医療の進歩により、高齢出産でも安全に出産できるケースが増えていますし、精神的・経済的な安定という面でのメリットがあります。
・精神面での成熟
・経済敵に安定
・自分の意思で出産を選択している。
・パートナーシップが安定している事が多い。
・今現在は医療サポートが充実している。
高齢出産はネガティブではなく人生経験を活かしてポジティブに取り組める出産・育児とも言えます。
私は、43歳での妊娠だったので「遺伝出生前診断外来」で出生前診断を受けました。
産院からの紹介状を持って予約をし、NIPTの予約を取りました。「NIPT]・・・妊娠中の妊婦の血液を採取して、胎児の染色体疾患の可能性を調べる検査です。
大学病院産科では、出生前診断に関わる診断及び検査前後の情報提供、心理的支援を含めた遺伝カウンセリングを産科医・認定遺伝カウンセラーが行っています。
妊娠8週0日を超えていて、出産予定日が確定してから予約可能。
「NIPT」採血検査なので、私は妊娠15週以降の羊水検査よりNIPT検査を選択しました。
検査は実費なので、検査をしてくれる病院によって値段は変わります。
出生前診断は技術的には有用でありながら、個々の価値観や論理的に深く関わるテーマです。その可否については、単純に白黒つける事は難しく、1人ひとりが慎重に考え選択するものだと思います。
私の場合は、43歳という高齢だったこと。

16歳離れた長男とも話をして、私が年齢を重ねてもしもの事があったときに、生まれてくる子をみる事になるかもしれない、子供に負担をかけたくない。だから検査は受けよう。と決めました。
そして私は検査をした事で、その後の妊娠期間を穏やかに過ごす事が出来たんだと思っています。
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