フェイスラインを整える

顔を小さくしてスッキリと見せるためのケアは、美容に敏感な方々はとても興味があります。

効果的なフェイスラインのケアは、主にリンパの流れを促進する役割があります。

まず、顔の中心から外側に向かうように、優しく滑らせることが基本です。

この動作は、リンパの流れを正常化し、老廃物を流す手助けをします。

適度な圧をかけながら優しく行うと良いでしょう。（こすってしまうと肌への負担がかかってしまい、その負担がシミやしわを作ります）

さらに、首元や顎の下を軽くつまみ上げる動作も、引き締め効果を高めるためには欠かせません。使用するアイテムとしては、マッサージオイルやクリームが滑りを良くし、肌への摩擦を防ぐのに良いと思います。

今回は顎周りのケアをお伝えします。

唇の下、顔の中心に人差し指を鍵の形に曲げ、親指と人差し指で顎を挟みます。

（片方ずつ行い片側が終わった時の変化を見てあげると、効果が実感できます。）

舌下腺→顎下腺→耳下腺とゆっくりズリズリ骨の際を少し圧を加えながらほぐしていきます。

骨の際は老廃物が溜まりやすいので、丁寧に自身の手でゆるめていく事で溜まりやすい箇所、浮腫みやすい箇所がわかってきます。

首回りのストレッチ（胸鎖乳突筋はがし）も、顎と首に明確な境界線を作る手助けをします。

悪い姿勢やくいしばりは、首もがっしり太くなり…カチコチに凝ってしまった肩や首周りの筋肉は常にほぐし、ゆるめてあげてスッキリした首もフェイスラインを整えるのには欠かせません。

ストレッチでは、首を前後左右にゆっくりと動かし、普段のスマホ使用で固くなった筋肉をリラックスさせてあげてください。引き合う力が必要なので、伸ばす方向とその方向にもっていかれないように抑える力を使ってストレッチをします。この時に無理やり引っ張るのではなく、もし突っ張る箇所、引っかかる箇所があればそこを、弛めてあげながら伸ばします。

さらに「舌の上下運動」を加えることで、より効果を高めることができ、フェイスラインが一段とスッキリと見えるようになるはずです。

内側の話をします。

舌を良く動かし、骨の際を丁寧にズリ圧を加えて弛めていく事で口の中の粘膜量が増えます。粘膜が低下する事で免疫力が低下し、菌をブロックする力が弱くなり感染症にかかりやすくなります。口は閉じて、出来るだけ鼻呼吸を意識して行う事（鼻毛のフィルターをしっかり使う事）

・・・・極寒の地は基本鼻呼吸する方が多いため鼻が高くなる？という説も読んだ事があります。（本当かどうかはわかりません）

そして「骨盤」は「頭蓋骨」と連動している為

骨盤を整える事で小顔やフェイスラインを整える事になる事も知っておきたい大切な事。

「骨盤」と口を開閉する際に働く「顎関節」（耳下腺の近く）は神経で連動していて（顎関節＝股関節の連動している為。股関節も骨盤の一部と考える先生方も多いです）互いにバランスを取っています。骨盤が歪み、捻じれると顎関節も歪み、捻じれる。　顎関節が歪むと骨盤が歪む。

顎関節が歪むという事は顔のエラはりや、老廃物を排泄しづらくする、浮腫んでしまう、顔を大きく見せてしまうという事になります。