側腹はがしでギックリ腰予防!腰と内臓に効くセルフケア
「側腹(そくふく)」って、あまり意識したことがないかもしれませんが、実はここがカチカチに硬くなると、ギックリ腰などの不調につながる、とても重要な場所なんです。
普段なんでもなければ、この側腹を指ではさんで(つまんで)みると、痛みもなく、びよ〜〜ん♪と気持ちよく伸びるはずなんです。
でも、体が捻れてきたり、腰の動きが鈍ってきたりすると、側腹は一気に「硬く分厚く」なってしまいます。そうなると、つまもうとすると痛いし、まったく伸びない…。
「何この岩盤!?」って感じの硬さになっちゃうんですよね。
側腹の硬さと不調の関係
- 体の捻じれ → 側腹の左右差が出る
- 腰の可動域が低下 → 側腹がカチカチに
- ギックリ腰の前兆 → 側腹が痛くてつまめない
実際、椎間板ヘルニアで手術が必要です!
と診断された私も、「側腹はがし」を日課にし、ほぐしているうちに、いつの間にか13年?症状が出なくなっていました。整形外科では教えてくれない、でも身体が素直に変化を見せてくれるケアなんです。やればやっただけ身体は応えてくれます。

側腹はがしのやり方
まずは無理のない範囲で、指で側腹を軽くつまみます。
痛くても少しずつ、じんわりと緩めていくことが大切。
少しつまめるようになってきたら、「びよ〜〜ん」と引っ張って、パッと放す。
この「引っ張って放す」を繰り返していくうちに、側腹がどんどん柔らかくなって、ウエストも自然と締まってきます。
さらに、腰の弾力が戻り、汗だけでなく尿でもしっかり塩分を排出できるようになり、身体の負担も軽減。
血圧や自律神経のバランスにも良い影響が出てきます。
どこをやればいいの?
側腹は、次のように「9箇所」に分けて考えてみてください。
- 真横ライン
- そこから少しお腹側
- そこから少し背中側
この3ラインに加え、それぞれのラインを
- 上(肋骨の終わりあたり)
- 中(ウエストの真ん中)
- 下(腰骨の上)
に分けて、合計9箇所をじっくりケアしていきましょう。

ギックリ腰と側腹の関係
側腹がカチカチのままだと、腰まわりのクッション性がなくなり、ちょっとしたことで「ギクッ」となってしまいます。身体を捻じる動きもスムーズには出来ません。
でも、側腹が左右ともに柔らかい人は、ギックリ腰には基本なりません。
側腹はがしは、内臓・自律神経・体液循環にも◎
この「側腹はがし」は、ただの筋肉ほぐしではありません。
自力整体の考え方でも、側腹は「内臓の調整」や「汗出し(排出機能)」の要になる場所として、非常に重要視されています。
- 腎臓や肝臓の働きと連動
- 横隔膜や腹横筋とつながる感覚ルート
- 排出・解毒のサポート(発汗・尿排出)
- 身体の捻れや左右差のバロメーター
自律神経が乱れがちな方、便秘やむくみが気になる方にも、とってもおすすめのセルフケアです。
まとめ:毎日の「側腹チェック」を習慣に
気がついたら硬くなってる「側腹」ですが、ちょっとしたケアで驚くほど身体が軽くなります。
朝のルーティンやお風呂上がりに、毎日コツコツ続けてみてください。
ぎっくり腰予防に、美容に、健康維持に。
「側腹はがし」は、すべての土台になるセルフケアです。

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